資生堂 インターン/本選考 内定!ES/面接/WEBテスト/GD

資生堂のインターン・就活

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こんにちは、にゃんタロスです。

今回は資生堂のインターン・ES・WEBテスト・面接で経験してきた就活日記を紹介します。すでにみなさまご存知の資生堂ですが、日系メーカーでは数少ないジョブ型(職種別)採用をされている貴重な企業です。また、アジアを中心に世界約120ヵ国に販売展開をしていたりもするグローバルメーカーです。まさに「職種別採用希望だけど、外資のカルチャーはちょっと、、、」という方のための会社だと思っています!私も就活生の時は資生堂がとっても気になっていたのでインターンや本エントリーをさせていただきました。

資生堂の概要

化粧品メーカーとして「SHISEIDO」「UNO」「エリクシール」「マキアージュ」「TSUBAKI」「クレ・ド・ポー ボーテ」等のブランドを展開されています。世界120か国に展開をしていて、WWD Beauty Inc TOP 10 Largest Beauty Manufacturers 2019では、日本・アジア発の化粧品メーカーNo.1の立場をもっています。特にアジア発の化粧品会社としては高いブランドを保持していることが特徴です。社員に対しての研修も充実しており、後述しますが研修補助が多い点や、海外研修生としての海外勤務の機会等があり、英語で仕事をしたり、海外勤務をやってみたい就活生にもチャンスがある環境だと思います。

就活やキャリアに必要な英語力に関しては、こちらにまとめています。ぜひチェックしてみてください。

売上は約1.1兆円を推移していて、実は、世界の化粧品メーカーの中では売上第5位でもあります。

(日系企業では本当に珍しく)女性管理職比率は50%を超えていて(しかも日本国外だと60%を超えます)、しっかり働きたい方も公平に扱ってくれる会社だと思っています。

最近では、魚谷雅彦 代表取締役執行役員社長が有名で、デジタル化の推進にも取り組んでいます。採用にも影響しているようで、直近の採用ページを見るとデジタルマーケティング職の採用も行っていました。(FMCG系の企業に多いですが、デジタルマーケティングを分離して採用する傾向にあります。おそらくWEB系の企業(リクルートやサイバー)に比べて人材が不足しているためだと考えます。言い換えると、FMCG企業でのデジタルマーケティング担当者は幅広いブランドを横断して経験できるものと考えます)

資生堂の概要

インターン応募/ES提出前に:資生堂の社風

インターンや、OBOG訪問を通じてお会いしてきた社員さんから感じた資生堂(特にマーケティング職)の社風について記載します。

社風については、魚谷雅彦 社長が入ってきてから組織変革を推進していることもあり、大きく2つの社風が混在しているということが特徴的でした。

  1. 140年ある歴史を大切に着実にブランドを作り上げていく、穏やかな社風
  2. 外資系企業らしい、論理と数値を大切にする文化(マーケティングはこちら寄りです)

魚谷雅彦 社長以降から、特に本社、マーケティング部署では外資系企業の文化が強まってきているようです。背景に、本社部門を中心に、新卒だけでなく外資系企業からの中途採用も増えてきているようで、外資系メーカー等の文化も交じりつつあるとのことでした。社風についてさらに細かく分類するとすれば、ブランドごとに特色があるようです。

また、女性管理職の比率は50%以上とはお伝えしましたが、やはり女性にとって働きやすい会社でした!男女分け隔てなく、実力や実績、チャレンジ精神を重視した公平な評価を行ってくれるそうです。例えば、ビューティーコンサルタント(美容部員)からキャリアをスタートされた方でも、実力・実績・適性がある方は、本人の希望によって本社勤務になるケースもあるようです

特に資生堂は、今働いている方々の親世代からも高いブランドイメージがあるほど、歴史がある企業です。若手の社員さんは「良い企業に入ったね」と言われるそうです!そういった企業ブランドを誇りに感じながら働くことができる企業ですね。

コーセー(KOSE) インターン/本選考対策:ES/面接/WEBテストの攻略情報も紹介しています。ぜひご覧ください。

インターン応募/ES提出前に:資生堂の業務

資生堂は職種別採用を行っているため、自分のやりたい仕事を選んで応募できることが特徴です。ここでは、その中でも比較的志望者が多いブランドマーケティング職と、セールス職についてご紹介いたします。

ブランドマーケティング職

日本企業では珍しいブランドマネージャー制であり、これはマーケティングでのキャリア構築を目指す方にとって、大きくプラスとなる業務と言えます。ブランドマネージャーとは、まさに「ブランドの経営者」と言える仕事で、ブランドの戦略作成から・実行までを行います。ブランドマネージャーは売上・費用・利益・在庫といった経営指標を管理しながら適切な戦略を構築するだけでなく、実行フェーズでは宣伝・デザイン部のクリエイティブディレクター、研究所、営業部門、購買部、生産部等様々な部門と調整を行い、旗振り役になり全体をマネジメントします。

先にも述べた通り、このブランドの経営に携わる事ができる点がキャリア形成に大きな魅力であると言えますよね!日系大手でブランドマネジメント制を採用しているのは、資生堂と一部の日用品メーカーしかありません。(言い方が悪いですが、ほとんどのマーケティング職はマーケティングミックスの4Pのうち、プロモーションしかやらず、経営とはほど遠く、キャリア形成でも詰まってしまうのです)

組織の人数配分上、マーケティング部門は少数精鋭であり、若手でも幅広く任せていただけるとのことです。若手のうちに様々経験したいと感じていた私にとっても、これは魅力の一つでした。

資生堂の業務

セールス職

大手百貨店、スーパー、ドラッグストアの店舗ないし本部、または卸業者等を担当し、資生堂のシェア拡大に貢献していく役割です。ただ、他の企業と違って資生堂の営業ならではのユニークな点は、

営業の評価が資生堂としての売上ではなくドラッグストア等、お客様の売上であること

です。そのため、資生堂の什器や棚を増やすことだけでなく、お客様の各店舗の売上をどうやって増やすのか、相手目線で考られる営業職であるという事ができます。施策も、単なる営業としての提案活動だけでなく、美容部員(ビューティーコンサルタント)や、各店舗の営業と協力しながらイベントを行ったりすることもあるそうです。

ES提出前に:資生堂の年収・待遇は?

化粧品業界のトップということもあり、化粧品メーカーではトップクラスの年収・待遇だと思います。一部の外資系FMCGメーカーよりも高いと思います。資生堂の年収の推移として25歳で500万円程度、30歳で600~800万円程度、40歳で700~900万円程度と続きます。役職が上がり、課長クラスになると約1,100~1,300万円、部長は約1,500~1,700万円、、、、となるみたいですね。

給与の配分としては、基本給は比較的抑え気味で、業績連動の賞与が多めのようです。そのため、役職が高い人ほど、業績による賞与の連動金額が大きいため、年収に大きく影響してくるようです。

年齢と年収は相関関係にありますが、【資生堂の社風・文化】でお伝えした通り外資系のカルチャーも入ってきており、年功序列から実力主義の評価制度に移行しつつあるみたいです。

福利厚生も業界トップクラスで、住む場所によっては家賃補助で年間100万円程度の補助をいただけるそうです!住居で贅沢を行いやすくなりますよね!住まいが豪華だと、QOLがかなり上がります!羨しいです。笑

また、待遇として社員研修に対する補助も大きいそうです。デジタルマーケティングのオンライン講習が充実していて、幅広い方に受講の権利があるそうです。さらに、講習に受講した社員さんへは、マサチューセッツ工科大学や、Googleの研修(30万円)に会社負担で参加することができるようです!マーケティング職は勉強をし続けないと本当についていけない職種なので、こういった支援は大変ありがたいですよね。もちろん、本だけでも十分学習はできますが、【会社の支援】の特別なイベント等に参加するモチベーションはなかなか湧きません。。><笑

資生堂で働く方の年収・待遇はGood!

インターン応募/ES提出前に:資生堂が求める人材像とは

半分冗談ですが半分本気ですが、肌がきれいな人というのも入社に際しては必要なのかな、と思うくらい出会う社員さんは皆肌が綺麗でした。笑

本題に入りますと、まず大前提として「Our work. Our principles.」は何度も見返してでも頭に入れた方が良いです。これは資生堂社員の行動指針とも言え、資生堂の社員にとっても最も大切にしている考え方です。

「Our work. Our principles.」

THINK BIG

広い視野から、大局を捉えて、物事を考えよう

クリエイティビティを発揮して、新しい価値を作り出そう

TAKE RISKS

リスクを恐れず挑戦しよう

Try & Error & Tryを実践しよう

HANDS ON

現場にある真実を理解し、意思決定しよう

自らが動き、汗をかき、手を動かそう

COLLABORATE

組織の壁を取り払おう

1人ひとりの異なる強みを活かし、協力し合おう

BE OPEN

本音を語ろう。“バッドニュース”も安心して共有できるチームになろう

ACT WITH INTEGRITY

いかなる時も、誠実で謙虚な心構えで行動しよう

BE ACCOUNTABLE

目標達成にコミットしよう最後まで責任を持ち、やりきろう

APPLAUD SUCCESS

仲間の成功を喜び、皆でたたえ合うカルチャーを作ろう


資生堂採用ページより
https://corp.shiseido.com/jp/careers/

就活生の皆さまからすると、「当たり前じゃん」と感じるかもしれません。私も当時はそういうタイプでした笑。しかし、今、外資系企業で働いている中で、「Our work. Our principles.」は非常に大切であるなと実感しています。組織の壁だったり、上手くいっていない時に言い訳を言いたくなり、本音で話さない、誠実さを失うような方は結構多いのです。すみません、話がそれました;;

資生堂の求める人材像については、「Our work. Our principles.」をベースに考えると次のようなタイプであるだと考えることができます。

リスクを恐れずに、高い目標を達成したか

資生堂は昔から挑戦するカルチャーがあり、常に新しいチャレンジを会社・個人単位で行うことを推奨しています。挑戦の結果として、日本企業の中でも早い段階から海外進出を行っていたり、特許申請数等は競合よりも圧倒的に多く、こういったチャレンジの積み重ねが業界トップ、世界5位の結果につながっているものと思います

また、インターン参加者のアイデアが実際のCMに活用されたり若手にプロジェクトリーダーを任せる傾向にあるというお話も聞いていて、経験がある人に仕事が集中しない環境も良いですよね!

そういった背景もあり、もちろんのこと挑戦の文化は就活生にも求められます。例えば、インターン・本エントリーに共通して、ESや面接では、「今までで一番大変だった挑戦は何か」「人生で最大の挑戦は何であったか」といったように挑戦をテーマにした質問を度々受けました。したがって、過去の大学やサークルなどで自分の能力の限界値で物事を達成しようと努力し、達成した経験を語ると〇だと思います。さらに、そのチャレンジについて「なぜ挑戦しようと思ったのか」「なぜ、その高い目標を設定したのか」という動機についても説明できるようにすることをオススメします。これは、自分のリスク許容度が高く、自ら高い目標イメージを持って取り組むことができる人材であることをアピールすることにつながるためです。

資生堂が求める人材像に合わせることが大事

チームワークで個々の強みを活かし、問題解決ができるか

【資生堂の社風】でも少し触れましたが、近年の資生堂は、職種別のスペシャリスト採用、本社と中心とした外資等からの人材流入による社員の多様化、英語の公用語化、積極的な海外展開等に代表されるように、異なる専門性・価値観を活かしたチームワークによる総合力がますます求められる環境になっています

高い目標がある中で、価値観が異なる組織で推進していく場合、十中八九組織間の壁が発生します。これは当たり前でもあり、理由は、組織ごとに異なるKPIが置かれている場合がほとんどなので、部署間で見ると対立が起きやすい状態なのですね。また、大企業にもなると政治力という力学も発生し、特定部署のパワーをつけようとする勢力もでてきたりします。なので、それを前提に、建設的な議論をしつつ、共通の目標を模索し、問題に取り組んでいく力は非常に貴重なのです。

これは、宣伝・デザイン部門、研究所、営業部門、購買部門、生産部門等様々な部門と関わるマーケティング職だけの話ではありません。セールスであっても、お客様企業、マーケティング部門、デザイン部門、ビューティーコンサルタントの方々等、様々な力を活かし、資生堂、お客様全体の成功にコミットしていく責任感と推進力が求められます。

就活生は、チームワークを活かした活動があればぜひインターンやES、面接でアピールをしていきましょう。内容は部活・サークル・アルバイトなんでも問題はありません。関わるメンバー全員の強みを活かし、壁を乗り越え、目標を達成したエピソードをアピールすることで、それなりの評価をいただけると思います。

高い視座から問題を特定し、論理的に解決策をだせるか

これは資生堂のみならず、どの企業にも必要であるスキルともいうことができますが、特に資生堂のマーケティング職は論理的思考力が求められます結論→背景→根拠→根拠を補足するデータという順で簡潔に分かりやすくまとめ、話すことができるのか、そういった能力をESや面接、インターンでアピールすることが重要となります。

背景に、【資生堂の社風】でも触れたとおり、マーケティング系の部署をはじめ外資系企業出身者が増えていて、結果として論理的思考力や数値に基づいた判断を大切にする文化になっていることが挙げられます。

また、資生堂は若手に任せる社風でもあるため、若手のプロジェクトリーダーとして、年上の経験のある方々に納得いただくためには、論理的な説明能力が必須になります。

インターン、ES、面接を通じて常に、

  • ロジックを通っているか
  • 構造的で分かりやすいか
  • 数値的な根拠はあるか
  • 結果を数値で説明できているか

を意識して回答するようにすると良いと思います。

ユニリーバのインターン/ES/面接攻略 情報も紹介しています。気になる方は、ぜひみてください↓

資生堂のインターン・本選考のフロー

資生堂:インターンの選考順

エントリーシート → WEBテスト → グループディスカッション(GD) → インターンシップ当日

資生堂:本エントリーの選考順

エントリーシート → WEBテスト → 動画選考 → 面接

資生堂のインターン対策

4日間で開催され、資生堂がもつ若手向けのブランド、例えば「UNO」や「マキアージュ」等のブランド戦略についてグループワークを行います。このインターンシップで発表した内容で良いと判断されたものは、資生堂が実際に実行するケースもあり、机上の空論では終わらないところがユニークです。実際にアイデアが運用されるとなると、フィードバックを行う社員さんもより真剣になり、インターンに参加することで貴重なフィードバックをいただけそうですよね。実際に、後述しますが資生堂の社員さんからは、かなり丁寧にフィードバックをしていただきました

資生堂のインターン参加者の特徴として、経営学部や商学部のマーケティング選考が多いかというとそうでもなく、ロレアルやユニリーバ等、外資系企業のマーケティング職を目指す方が多い印象でした。

資生堂のインターンは、アイデアを活かすだけでなく、パナソニックと共同でインターンシップを実施していたり、毎年新しい形でインターンを開催しているそうです。

資生堂:インターン参加者の本選考への優遇

また、資生堂インターンは本エントリーの優遇度にも影響されるそうです。本エントリーのうちいくつかがスキップされた方もいました。実際、資生堂の採用ページには次の記載があります。

インターンで高いパフォーマンスを発揮された方は、資生堂22年卒のコンシューマーマーケティング選考の特別枠としてご参加いただけます。

資生堂採用ページ
https://corp.shiseido.com/jp/careers/japan/consumer_marketing/internship/

資生堂を志望される方は、本選考でも優遇されるためぜひインターンシップに応募しましょう!!

資生堂のインターンシップへの参加は、本エントリーの選考でも優遇される!

資生堂のインターン選考:エントリーシート(ES)

インターンのES作成時のポイントですが、【資生堂の求める人材像】に合うか、を意識しながら記載すると好評価になると思います。実際、以下に記載した直近のES設問でも、過去の挑戦に関する内容や論理的な思考力を問う内容が多くあります。実際、私はかなり資生堂の求める人材像に合う形にあわせて意識をして記載していました。

もちろん、マーケティング職なので説明が論理的であること、結果を数値で説明できること、リーダーシップを発揮できていることは大前提です。

インターンシップ:ES設問(2018年)

  1. あなたが過去に挑戦し、成果を繋げたことについて教えてください。 挑戦に対する目標は何か、また成果を出すため課題、その課題を解決するために取った行動を教えてください。(300字)
  2. 今までの人生で、チームと協力して結果につなげたこと、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。 その時に、主体的にどんな行動を起こしたのかが明確になるように教えてください。(300字)
  3. あなたが大学の購買でアルバイトをしていたとします。 ある日店長から、月平均10冊売れているノートを、2か月で1000冊売って欲しいと頼まれました。 あなたならどんなプランを立てますか?(200字)

インターンシップ:ES設問(2020年)

  1. これまでの学生生活でデジタルツールを活用して、何かにチャレンジした経験を教えてください。また、一定の成果が出た場合はそちらも合わせてご記入してください。(400字)
  2. 資生堂のデジタルマーケティングで世の中の生活者にどのような体験価値を創発したいですか?(400字)

インターンのES提出時に困りがちな、「ガクチカがないのではないか、ガクチカの書き方を知りたい」という方は、インターンのESの書き方を参照ください。

資生堂のインターン選考:WEBテスト

インターン選考のエントリーシート(ES)に通過すると、次はWEBテストです。内容は国語・数学・性格テストで、おそらくTG-WEBでした。WEBテストは対策さえできていれば心配しなくてOKです。私は、次の本を3周することで、インターン・本エントリーに関わらずほとんどのWEBテストは通過しました。

資生堂のWEBテストはTG-WEB

資生堂のインターン選考:グループディスカッション(GD)

WEBテストの次はグループディスカッションです。時間は1時間程度で、学生4-5人に対して面接官・審査員の方が2名いました。お題は「UNO等、特定商品に関わるマーケットでの戦略立案」です。スタート時に資料が渡されるのでその資料を読み込み、議論に進み、まとまったタイミングで別のチームに発表を行い、質疑応答という流れでした。

1時間で抽象的なお題をまとめる必要があるため、

  1. 資料の内容(定量・定性データ)の共有
  2. 目的・目標の設定
  3. アイデア出し
  4. アイデアの優先度付け(戦略の策定)
  5. まとめ

という形で、時間を分け、こまめに確認しながら進めることで、時間内に結論に達すると思います。発表後には社員さんからフィードバックをしていただきます。内容について丁寧にフィードバックをしていただき、資生堂の方々のもっと知りたい!ぜひインターンに参加したい!と感じるグループディスカッションでした。笑

資生堂:インターン当日

インターンは4日間で開催され、40名程度が参加していました。「特定商品の売上をXX%上げる方法」というお題で、資生堂のインターンでは、4日間で一つの課題に取り組みます。グループディスカッションよりも資料の量が多くなったり、市場調査としてインタビューを行ったり、より実践的になりますね。

初日は挨拶や自己紹介等をしつつ、マーケティングと戦略について講義をいただきます。マーケティングの一般的な考え方である4Pや、戦略策定のフレームワークとして3C分析、SWOT分析の方法について説明をいただきます。私も文系ではあったものの、マーケティング専攻ではなかったので非常に助けになりましたし、チームメンバー全体が共通理解をもてたことで後の議論がスムーズに進みました。また、就活生ながら「戦略を考えて仕事することはカッコイイ!」なんて感じたりして、志望度も高まりました笑。

それでも、フレームワーク通りにアイデアや市場データを整理したり、インタビューを行ったり、戦略策定を行うための議論や整理をしているとあっという間に4日間が過ぎました。マーケティングについて学ぶことも多く、かなり充実したインターンだと思います。

最終日に発表を行い、社員さんたちが一人ひとりに至るまで細かく丁寧にフィードバックをしていただき、(度々ですが笑)本当に勉強になるインターンでした。

インターンシップ当日

インターン中の社員さんの支援

このインターンでは、社員さん1-2名が4日間も一緒にいて、フィードバックやアドバイスをしてくれます。日が経つにつれ仲良くなり、資生堂のことや仕事のことから年収まで、興味深いお話をたくさん聞くことができました!!

このインターンで良い結果を出せた人については、本エントリーでも優遇があり、直接面接までスキップされるそうです。なので、社員さんへのアピールも欠かさずに行いましょう。(私は優遇されませんでした。。。泣)

資生堂:エントリー後の本選考

インターンの次は本エントリーです。化粧品業界のトップであり、かつ親世代からの認知も非常に高い資生堂は非常に高倍率だと思います。そのため、入念に準備行ってから選考に臨みました。具体的には、【資生堂の求める人材像】に記載された内容、特に「Our work. Our principles.」と、自分の強みとが合致しているか、何度も照らし合わせながらESを記載したことを覚えています。私が経験した各選考、ES・WEBテスト・面接について、ご紹介いたします。

本エントリーは

エントリーシート→WEBテスト→動画選考→面接

という順に続きます。

エントリーシート(ES)

本エントリーのESの特徴として、学生時代頑張ったことを除き、ESの使いまわしが難しい内容となっています。さらに、インターンないし本エントリーで動画選考がありました。これは推察ですが、ESの設問等を凝った内容にすることで、本当に資生堂を志望しているんか、資生堂の求める人材に合致しているのか、ふるいにかけているものと思われます。

私は【資生堂の求める人材像】に記載した3つの観点を意識しながらES・面接に回答するようにしました。

ここ数年のES設問について、掲示板等で調べた内容を紹介します。

ES設問(2018年)

  1. 「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」で、あなたは何を実現したいと思いますか(300字)
  2. あなたが考える「美しい生活文化」とは何か、一つの単語で表現してください。また、その理由を述べてください(300字)
  3. あなたのことを最もよく知っている友人に、「あなたは一言で言えばどんな人か」と尋ねたら、どう答えると思いますか?理由も添えて記載してください(300字)

ES設問(2019年)

  1. 学生時代に力を入れたことを教えてください(300字)
  2. これまでの人生で嬉しかったことを3つ挙げて、その共通点を教えてください。
  3. 資生堂を1文字で表すと、あなたは何を選ぶか教えてください。(60秒動画)

通過率が上がる、学生時代頑張ったことの書き方を詳しく知りたい方は次の記事も見てみてください。

WEBテスト

ESに通過したらWEBテストですが、内容はインターンと同様でTG-WEBでした。時間は1時間半程度で、国語・数学・英語・性格テストを行います。TG-WEBについて、私は本を3周することで、インターン・本エントリー問わず、ほとんどのWEBテストは通過したので、以下の本で対策をしていれば問題ないと思います

動画ES

動画ESがあるだけでも特殊ですが、設問もなかなかにトリッキーでした。お題は「1分で、資生堂の新しいロゴを作ってください」という内容で、紙に自分が考えるロゴを記載して、動画を撮りながら

  • なぜそのロゴにしたのか
  • どんな想いがあるのか
  • 会社にどんな恩恵があるのか

をまとめて説明を行いました。こちらは、資生堂の140年にわたる歴史に触れつつ、【資生堂の求める人材像】に記載した観点を体現するような内容を意識して作成をしました。

あとは、化粧品会社の動画選考なのでイメージも大切にしました。具体的にはカメラの前に明るめのライトを置き、肌を明るめにし、笑顔でハキハキ話すことも大切だと思います。笑

面接

面接官は2名、時間は20-30分ほどの面接でした。雰囲気としては話しやすい環境で、圧迫感はありませんでした。これまでESや動画選考ではトリッキーな質問ありましたが、面接での質問についてはオーソドックスな内容(学生時代頑張ったことや志望動機)が多い印象でした。面接時間のうち半分程度が逆質問であり、ここで質問を準備していないと志望度が低いとみなされるので注意したほうが良いと思います

質問内容

  • 自己紹介をしてください
  • 学生時代に頑張ったことは何ですか?
  • どのような目標を設定しましたか?
  • 発揮したリーダーシップについてお話してください
  • 困難なことはありましたか?
  • どうやって解決しましたか?
  • 資生堂の志望動機は?
  • 資生堂について、聞きたいことはありますか?

資生堂|インターン / 本選考対策 まとめ

このページでは、資生堂について気になる方向けに、資生堂の概要・業務内容や年収などの待遇情報についてご紹介しました。また、化粧品業界や資生堂を志望される方向けには、インターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート(ES)/ WEBテスト / 面接突破に向けたコツをご案内しています。このサイトでは、資生堂の他にも、人気企業のインターン・本選考対策情報を公開しています。ぜひ、ご覧ください。

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