日本生命は生保でも最大手であるため、非常に高倍率です。この記事では、日本生命の元社員さんや、インターン参加者、内定者から、日本生命の求める人材像や年収、インターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート（ES） / 面接で聞かれる質問、WEBテストの形式と、24卒(2023年)向けの対策法をまとめました。
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↓「目次を開く」ことで、求める人材像、インターン・本選考のES・面接など見たい箇所に直接飛ぶことができます↓
- 年収・待遇すべてが生命保険のリーディングカンパニーである「日本生命」
- 「日本生命が求める人材像２点」を知ってからインターン応募/本選考ES提出をしよう
- 人を巻き込みながら成果につなげられるマネジメント適性
- 日本生命のインターン・本選考フロー
- 日本生命のインターン選考｜エントリーシート（ES）の設問・通過する書き方
- 日本生命のインターン選考｜WEB選考の対策法
- 日本生命のインターン選考｜「面接」で聞かれることと答え方
- 早期選考への優遇は？｜日本生命のインターンの当日の内容
- 日本生命の本選考｜エントリーシートで聞かれること、回答法
- 日本生命の本選考｜WEBテスト対策
- 日本生命の本選考｜「面接（OBOG訪問・リクルーター面談）」での質問と答え方
- 日本生命｜インターン / 本選考対策まとめ
年収・待遇すべてが生命保険のリーディングカンパニーである「日本生命」
日本生命（総合職）の平均年収は1,200万円程度を推移しています。保険業界の中では、トップクラスの高水準ということができるでしょう。総合商社や外資系企業にも引けをとらない水準です。
日本生命（総合職）の年収目安
- 25歳：600-700万円
- 30歳：800-950万円
- 35歳：900-1,250万円
- 40歳：1,250-1,500万円
- 課長以上：1,300-万円
リーディングカンパニーであり、また、日本最大の機関投資家でもあります。ブランドがあるので、仕事で困ることは少ないですね。ただ、会社の規模が大きいのと、組織上の風習もあり根回しが求められることも多々あります。
給与ランクは、副主任→課長補佐→ 課長代理→ 課長・調査役という順に上がっていきます。1ランクあがると、年収ベースで2、300万円は上がりますね。大卒総合職ですと、2年目で副主任になり、年収が約550万円になります。また、30歳には課長補佐になり、年収が約800万円ほどに、30代中盤で1,000万円には届きますね。
「日本生命が求める人材像２点」を知ってからインターン応募/本選考ES提出をしよう
ここでは、インターンや本選考を応募する前に知っておきたい「日本生命が求める人材像」について、社員さんや内定者に聞いた限りの声を元に考察してきます。以下でお伝えする内容に追加で「ご自身の強み・エピソード」など組み合わせて選考に臨んでいただければと思います。
納得感のある日本生命への志望動機
金融では共通して「志望動機」を聞かれますが、日本生命は特に納得感のある志望動機を指し示す必要があります。
リクルーター面談や面接で、「なんで生命保険なの？」「なんで日本生命なの？他ではだめなの？」ということを繰り返し聞かれました。それだけ志望度の高い学生を求めているんだと思いましたね。
志望動機の対策として、日本生命の商品と企業研究を行い、自分のエピソードとも関連する話をすると納得感のあるエピソードができます。
志望動機の例文
- 日本生命のインターンやOB・OG訪問、説明会を通じて、社員さんが仕事で大切にしていることと、私の価値観が一致し、共感する点が多くあったため、志望しました
- 説明会で御社の社風は「XXX」だと感じた。幅広い顧客基盤を持つ御社に入ることで、私の強みである「XXX」を活かしやすく、御社により貢献できると感じた
- 海外の拠点が多い御社で、私の英語力や留学経験を活かし日本生命の理念を広めていきたい
総合職採用ですが、選考中にある程度職種が決まっていくものと思いました。そのため、「入社してからやりたい仕事」まで明確にしてから臨んだ方がよいと感じました。
志望動機を明確化するには、OB訪問が有効です。カンタンにOB訪問をする方法としては、日本生命をはじめ、5大商社、外資系企業や東京海上日動、カゴメ、明治安田生命、三菱電気、トヨタ自動車、日立製作所、本田技研工業等の社員さんにOB訪問ができる、OBトークが良いでしょう。自分の大学以外のOBにも訪問可能であり、企業からのオファーも受け取ることも可能です。
また、志望動機は書き方・伝え方が重要です。日本生命では応募数も多く、採用担当者が膨大な人数の選考を対応します。そのため、読みにくい文章は読まれません。志望動機の書き方・例文、作り方も紹介しているので、ぜひご覧ください。
人を巻き込みながら成果につなげられるマネジメント適性
日本生命の総合職では、自ら営業活動を行うことよりも、営業所にいる営業スタッフや事務スタッフのマネジメントを行うことが基本の業務となります。またその人数も多く、営業所によっては30人というケースもあります。そのため、大勢をマネジメントしながら成果を出すことが求められます。
就活生は、ガクチカにおいてリーダーシップを発揮した経験をアピールすると高評価につながるでしょう。
面談・面接では、「周囲を巻き込んで、チームで成果を出した経験」について話すと、良い感触を得られました。
日本生命のインターン・本選考フロー
日本生命｜インターン選考フロー
エントリーシート（ES） → WEBテスト → （グループディスカッション） → 面接 → インターン参加
日本生命｜本選考フロー｜総合職
エントリーシート（ES） → WEBテスト → OBOG訪問（リクルーター面談：5回程度） → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接 → 内定
日本生命｜本選考フロー｜エリア総合職
エントリーシート（ES） → WEBテスト → 一次面接 → 二次面接 → 三次面接 → 四次面接 → 最終面接 → 内定
インターン選考・本選考は上記「日本生命の求める人材像２点」を念頭に、一つ一つの選考を準備をしていきましょう。次に、日本生命のインターンの各選考フロー → 本選考フローという順に、各選考内容と対策法を案内いたします。
日本生命のインターン選考｜エントリーシート（ES）の設問・通過する書き方
日本生命 インターン選考｜エントリーシート（ES）設問
- あなたの専攻内容について、簡潔にご記入ください（200字）
- 学生時代に頑張ったことについてご記入ください（200字）
- 日本生命のインターンシップに応募した動機や、意気込みについて記入ください（200字）
日本生命のインターンのESの設問では、主に「学業」「ガクチカ」「日本生命のインターンの志望動機」について聞かれます。ESの書き方として、日本生命が求める人材像２点（詳しくは上述）を意識しながら回答すると好印象でしょう。
- 納得感のある日本生命への志望動機
- 人を巻き込みながら成果につなげられるマネジメント適性
また、ワンキャリアではインターン参加者のESなども見ることができオススメです。こちらから大学メールアドレスで無料登録することで、Amazon券500円分GETできます。
また、インターン選考では、ESに書きなれていない段階の方も多いため、”分かりやすさ”を意識しましょう。通過率が上がるインターンのESの例文・書き方もまとめていますので、ぜひご覧ください。
日本生命のインターン選考｜WEB選考の対策法
WEBテストの内容はに共通して「SPI」です。科目は言語・非言語・適性検査で、時間は1時間程度です。
また、WEBテスト、特に「適性検査」の受験前に、適性診断ツールで自分を知っておくことをオススメします。理由は、「日本生命が求める人物像」と自分の強みが一致するのか、客観的なデータで分かるためです。こちらの「自己分析」が進む！性格診断＆スカウトサイトがオススメです（本来はスカウトサイトですが、自己分析ツールも優れています）。2分ほどでできる「性格診断ツール」と、10分ほどでできる「適性検査（GPS）」と、充実した2つの診断を用意していて、適性診断の結果に応じて、気づいていなかった自分の強み・ポテンシャル（発揮しやすさ）を確認できます。
日本生命のインターン選考｜「面接」で聞かれることと答え方
日本生命のインターン選考｜「面接」の質問｜ 事務系総合職
- 学生時代に頑張ったことを教えてください
- 他にどの業界を見ていますか
- 保険業界に興味を持った理由を教えてください
- 生命保険に興味を持った理由を教えてください
- 日本生命のインターンの志望動機と、当日学びたいことを教えてください
- 逆質問
思ったより「なぜ保険か」「なぜ、保険の中でも生命保険なのか」を聞かれました。それぞれの理由について、業界研究をした上で臨んだ方がよいと思いました。自分の過去のエピソードから、保険で祖父の医療が助けられたエピソードも含めて話をしました。
面接の回答ポイントとして日本生命が求める人材像２点（詳しくは上述）を意識して回答をすると良いでしょう。
- 納得感のある日本生命への志望動機
- 人を巻き込みながら成果につなげられるマネジメント適性
早期選考への優遇は？｜日本生命のインターンの当日の内容
日本生命のインターンは例年、1日〜５日の期間で開催されます。インターンに参加した場合、インターン参加者限定のイベントに呼ばれ選考突破のポイントを社員から教えてもらったり、早期選考でリクルーター面談ルートとなるなどの優遇措置があります。
日本生命のインターンの内容まとめ
- 保険業界説明
- 日本生命の企業説明
- グループディスカッション（過去のお題の例）
- 「三種類の保険から最もお客様のニーズを満たすことができる保険を選ぶ」
- 「与えられた条件の中で、資産運用先として適した投資先を選ぶこと」
- 「日本生命が、他企業と協業・企画を行うことで、どのように新規顧客を獲得するか」
- 「ITを活用した保険プランの作成」
- グループディスカッションで作成した提案内容の発表
インターンの内容は主にグループディスカッションです。早期選考への優遇もあると思い、役割を明確にして、リーダーシップをとって取り組みました。
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日本生命の本選考｜エントリーシートで聞かれること、回答法
日本生命 本選考｜エントリーシート（ES）設問｜総合職｜21卒、22卒
- ゼミや研究について、特に力を入れて学んでいるテーマ（卒業論文など）について具体的に入力してください（200字）
- 学生時代に自分自身が力を入れて取り組んだこと三つ（50字）
- その中で最も力を入れて取り組んだことについて、組織の中で自身がどのように行動したか交えつつ具体的に入力ください（300字）
- 日本生命で取り組んでみたい分野・仕事内容を入力ください（300字）
日本生命 本選考｜エントリーシート（ES）設問｜エリア総合職｜22卒
- エリア総合職として日本生命で取組みたい分野・仕事についてご記入ください（300字）
- 学生時代に自分自身が力を入れて取り組んだことについて簡潔に入力ください（50字）
- 上記の中で最も力を入れて取り組んだことについて、組織の中で自身がどのように行動したかを交えつつ具体的に入力ください（300字）
日本生命 本選考｜エントリーシート（ES）設問｜エリア総合職｜21卒
- 組織の中で自分がどのように行動したかを交えて学生時代に頑張ったことをご記入ください（300字）
- エリア総合職として日本生命で取組みたい分野・仕事についてご記入ください（300字）
日本生命 本選考のESの設問において、主に「ガクチカ」「日本生命の志望動機」について聞かれます。特に、志望動機については面接で詳しく深堀りをされるので、それも想定して記入しておくと良いでしょう。ES設問の対策ポイントとして、日本生命が求める人材像２点（詳しくは上述）を意識して記載をすると良いと思います。
- 納得感のある日本生命への志望動機
- 人を巻き込みながら成果につなげられるマネジメント適性
日本生命の本選考｜WEBテスト対策
日本生命でのWEBテストは、すべての職種に共通して1時間のSPIとなっています。
次の本を3周しました。特にハードルが高い、というわけではないと思いました。
日本生命の本選考｜「面接（OBOG訪問・リクルーター面談）」での質問と答え方
ESとWEBテストに通過すると、OBOG訪問という名目で、リクルーター面談となります。面談という名目ではありますが、事実上の面接です。
OBOG訪問（リクルーター面談）→面接→内定という選考フローで進みます。
日本生命 本選考｜「OBOG訪問（リクルーター面談）」で聞かれること｜総合職
- 学生時代頑張ったことを教えてください
- あなたはその組織の中で、どのような役割でしたか
- その取り組みで苦労したことは何ですか
- 逆質問
一通り「ガクチカ」について聞かれたのち、逆質問の時間となり、様々聞くことができます。
逆質問の時間は長かったです。質問内容が少ないと志望度が低いと思われると感じ、様々質問をしました。事前に質問を考えて置くと良いと思いました。ある程度回答すると、社員さんが志望動機の添削なども行ってくれました。
日本生命 本選考｜「面接」で聞かれること｜総合職
- 自己紹介を行ってください
- 自分の強みを自己PRしてください
- 学生時代に頑張ったことを教えてください
- なぜ、その取り組みを始めたのか
- あなたの役割は何か、なぜその役割になったのか
- 取り組みを行う中で、どのような困難がありましたか
- つらい時、何をモチベーションにしましたか
- 取り組みを行う中でどのような工夫をしましたか
- あなたの志望業界を教えてください
- なぜ保険のなかでも、生命保険なのか
- なぜ日本生命を応募したのか、志望動機を教えてください
- 他社の選考状況を教えてください
- その中でも、日本生命は第何志望ですか？
- 入社後にやりたい仕事、キャリアプランを教えてください
- 逆質問
OBOG訪問（リクルーター面談）よりも、より志望動機に根掘りはぼり聞かれました。日本生命の志望動機については、これまでOBOG訪問でお会いした社員さんの仕事のスタンスに共感したことを伝えました。
総合職・エリア総合職に共通し、面接の回答で気をつけるポイントは同じです。日本生命が求める人材像２点（詳しくは上述）を意識して回答をすると良いでしょう。
- 納得感のある日本生命への志望動機がある
- 人を巻き込みながら成果につなげられるマネジメント適性
日本生命｜インターン / 本選考対策まとめ
このページでは、日本生命について気になる方向けに、日本生命の概要や年収などの待遇情報についてご紹介しました。また、日本生命を志望される方向けには、インターン選考や、本選考のフロー、エントリーシート（ES）/ WEBテスト / 面接突破に向けたコツをご案内しています。このサイトでは、日本生命の他にも、人気企業のインターン・本選考対策情報を公開しています。ぜひ、ご覧ください。
東京海上日動火災保険(マリン) インターン突破/本選考内定！志望動機/ES/面接/WEBテスト対策
明治安田生命 インターン突破/本選考内定！志望動機/ES/面接/WEBテスト対策
あいおいニッセイ同和損害保険 インターン突破/本選考内定！志望動機/ES/面接/WEBテスト対策
三菱商事 インターン/本選考内定！ES/面接/志望動機/WEBテスト対策
伊藤忠商事のインターン・本選考：ES・面接・WEBテスト対策情報
三井物産のインターン・本選考：ES・面接・WEBテスト対策情報
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参考：日本生命の採用情報をみて、インターン・本選考のスケジュールを見逃さないようにしよう
私は地方の中堅国立大学を卒業。新卒から一貫して外資系企業で勤務しつつ、同時に社会人大学院生。採用マーケティング担当として勤めながら、投資活動に励んでいます。当ブログでは、①採掘翁さんのキャリアや投資ノウハウ、②キャリアや投資で成功した方をインタビューした実例を共有することで、私が過去に感じた苦労を感じる人が少しでもなくなればと考えています。
